初めて転職する方へ、新卒採用との違い(パート3)
新卒採用と中途採用の違いについて(パート3)
■選考過程の違い
応募から内定までの選考過程も、新卒採用の時とは大きく違いがあります。転職活動のほうが圧倒的に選考過程とその期間は短くなり、スピードを持った対応が必須となります。
新卒採用:内定まで選考ステップが多く、数カ月を要する。
新卒採用は選考ステップが多く長期化しやすくなります。「会社説明会」「書類選考(エントリーシート)」に始まり、「筆記試験・適性試験」「一次面接」「二次面接」更には、「最終面接」の前に、「三次」「四次」の面接、グループワークによる選考も実施される場合も多々あり、企業規模が大きくなるほどその傾向にあります。理由は、新卒採用は入社時期が決まっているため、選考を急ぐ必要がないからです。
また、応募者も多数いるため、書類選考の段階から時間がかかる場合が多々あります。なかには1カ月近く待ったという人も少なくないでしょう。1社の内定を獲得するまでに数カ月間かかることもあります。
転職活動:選考は3回が基本、半月程度で内定が出ることもある。
中途採用の選考過程は、「書類選考」「一次面接(現場担当者など、場合によっては人事のみ)」「二次面接(役員、社長による最終面接)」の3ステップで行われるのが一般的です。多くても、二次面接と最終面接が分かれて、4ステップ程度と考えておいてよいでしょう。
そのため、応募から内定までの期間は短く、応募してから半月程度で内定となることもあります。企業が中途採用を行う背景は、人員強化、欠員募集など急を要する場合が多々あります。そのため、企業の採用意欲が高い内に選考を進めた方が良いでしょう。また、中小企業に限らず、大企業でも面接1回という企業も多いです。理由として、スピード感を重視した選考を行わないと、競合他社に良い人材を採用されてしまう、という企業の焦りも挙げられるでしょう。
中途採用の場合はスピード感を持った対応が求められるため、特に在職中の方は、有休の取得や、退職可能日の把握等、スケジュール管理が重要となります。
当社では、企業と応募者の間に立ち、応募者のスケジュールに合わせながら、企業と選考の日程調整を行います。スピード感は重要ですが、転職の決断は慎重に行いましょう。
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