初めて転職する方へ、新卒採用との違い(パート5)
新卒採用と中途採用の違いについて(パート5)
■書類選考や面接の評価基準の違い
書類選考や面接の評価基準も異なります。新卒採用は「ポテンシャル・人柄重視」、中途採用は「実績・スキル重視」です。
新卒採用:ポテンシャル・人柄を重視して選考
新卒採用で企業が重要視するのは採用基準は、『ポテンシャルや人柄』です。社会人経験の無い学生を実績やスキルで判断は出来ません。エントリーシートや面接では、長所・短所、学生時代に大切にしていたこと、部活動での経験など、人柄をアピールする機会が多く、面接官の質問もそのような内容だったと思います。勉強や部活動、アルバイト等を通して学んだ問題解決力やリーダーシップ、素直さなどをお答えになったかと思います。
新卒採用では、企業側は学生に一から教育することを前提としているため、素直さや理解力、問題解決力、社風になじめるかどうかといった要素を判断基準としています。
転職活動:実績・スキルを重視に加え、入社意欲も必要
中途採用で内定を獲得するためには、即戦力として活躍できることが必須条件となります。そのため、書類選考でも面接でも重要視されるのは、これまでの『経験や実績、スキル』となります。ポテンシャルに対する評価の優先順位は低くなりがちです。
しかし、20代での転職は企業側もポテンシャルで検討していただける場合も多いです。具体的には、職種が変わる場合(技術者⇒営業)でも、同じ業界等であれば十分に可能性があります。
最後に、注意点として、企業は応募者の中から最も実績・スキルが高い人を必ずしも選ぶわけではありません。企業が求めているのは、必要な能力を持った人が、想定している採用スケジュールどおりに入社し、計画的に進めれることです。応募者の中で、能力が高くても、入社意欲が低い、入社スケジュールが合わないような場合は、見送られる可能性も十分にあります。
以上、転職活動はこれまで築き上げてきた経験や実績、考え方などを十分に盛り込みアピールしていきましょう。内定後も、有休消化をしたい気持ちもあるかとは思いますが、採用する企業側としては、すぐにでも入社して欲しいという点を理解しておきましょう。
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