【職種紹介パート10】資材調達その④
前回に引き続き、資材調達についてご紹介します。
■資材調達業務に必要な3つの知識
- 原価計算の知識
資材調達の担当者は、仕入れ先に対して圧倒的に強い立場です。その立場を利用して価格を一方的に下げる交渉を行いますが、その場合は単なる買いたたきになって長期的な信頼関係を築くことが難しくなります。仕入れ先を単なる外注先と考えないで、すぐれた資材を提供してくれる対等なパートナーとして長期的にWin-Winの関係を構築することが重要です。そのためこれから必要とされるのは、コストを正確に把握できる原価計算知識です。 - 経済情勢・社会情勢・市場動向に関する知識
資源に乏しい日本は、海外から輸入しなければならない資材(原材料)が多く存在します。よって、各国の経済や社会情勢に関する情報収集力とそれを分析できる知識が求められます。また、市場の変化は速まってるため、資材調達の担当者も自社製品の市場動向に関してしっかりした知識を元に、情報収集をする必要があります。 - コストダウンに必要な知識
資材調達で最も重要な仕事は、品質のよい資材をできるだけ安く仕入れることです。そのためには、コストダウンに関する知識を持ち、仕入れ先に対してコストダウン要求できるのが理想です。また、常にコストダウンができないかを考えることが求められます。
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