【職種紹介パート11】人事職その③
前回の続きで、『人事職』についてご紹介します。
人事に向いている人の特徴
人に興味・関心がある(人間観察力が高い)
人に興味・関心があるというものがあげられます。理由は、人事の業務は常に従業員と密接に関係しているからです。従業員を観察する能力が高ければ、人事の業務もよりパフォーマンスを上げることができるでしょう。例えば、従業員の配置・異動を決める際に最適な部署を選択できたり、従業員の異変をすばやく察知してメンタルヘルスケアに取り組んだりすることが可能です。採用業務においても、自社にふさわしい人材か、スキル適正があるかを見極めることができるでしょう。
秘密を守ることができる(口が堅い)
人事の業務では、口外厳禁の機密情報を取り扱うことも多いため、秘密を守れるかどうか(口が堅いかどうか)も向き不向きに大きく影響します。また、口が堅くても機密情報の取り扱いに慣れていない場合、情報漏洩やトラブルを起こしてしまう可能性もあります。そのため、人事として働く際はうっかり口外してしまわないよう十分に注意することはもちろん、機密情報を取り扱っている自覚と責任をもつことが大切です。
柔軟に対応ができる
上述したように、人事の業務内容は多岐にわたるため、ときには即時対応を求められることもあります。その時々に応じて、業務の優先順位を変えて、今着手している仕事から一度離れる必要がるかもしれません。または、2つの仕事を同時進行で捌かなければならないこともあるでしょう。そのため、柔軟に対応ができる人は人事の仕事に向いているといえるでしょう。
相手の立場に立ってものごとを考えることができる
規模を問わず、会社にはさまざまな立場の人が在籍しています。そのため、人事の業務は相手の立場に立ってものごとを考える必要があるでしょう。例えば、経営者や役員といった上層部の方もいれば、派遣社員やアルバイトの方もいます。勤務時間ひとつ取っても、「フレックス制度を望んでいる人」もいれば「フルタイムで働きたい人」もいますし、家庭の事情や体調面でハンデがある方もいるかもしれません。全従業員の要望を通すのは極めて困難ですが、相手の立場にたって考えた上で、それぞれが納得できるような結論を導き出す必要があるといえるでしょう。
情に流されず厳しい判断ができる
公平な立場から情に流されず厳しい判断を下す必要も出てきます。「あの従業員とは仲がいいから」と特別扱いをしてしまうと、規律が乱れたり混乱を招いたりする可能性があります。また、最悪の場合、企業に大きなダメージを与えてしまう恐れもあるのです。そのため、「会社全体にとって最適か」という全体視点で厳しい判断もできる人が人事には向いているといえるでしょう。
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