40代の転職【パート2】
「年齢が上がるにつれ、転職活動は厳しくなる」と一般的には言われています。
その中で40代で転職を成功させるためのポイント等をお伝えしていきます。
■40代の転職希望者がつまずく原因とは?
1.「年齢が高いから無理」と固定概念にとらわれている
40代の転職希望者は、数社不採用になると「年齢が高いからうまくいかない」と考え、転職・再就職活動を簡単にあきらめてしまう傾向があります。このような方は、年齢を気にするあまり「またダメだろう」という先入観が先走り、応募企業で発揮できる能力を十分にアピールできていない可能性が高いです。
しかし企業は、年齢以上に「自社が求めている人材とのマッチング」を見極めています。もちろん年齢的な給与のテーブル、ポストの問題などもありますが、応募企業が求めるスキルや経験を踏まえたうえで、積極的なアピールが必要です。
2.過去の経歴や実績にこだわっている
これまでのプライドが邪魔をして、転職・再就職がうまくいかない方もいます。例えば「前職が大企業だった」「年収が高かった」、あるいは「部下が大勢いた」というプライド意識が採用担当者に伝わり、なかなか採用に至らないケースがあります。
環境が変われば新人としてイチからスタートする位の気持ちが必要です。また、前職が大企業だからといって、同等規模の企業に転職・再就職できるとは限りません。むしろ大企業で培った経験や人脈を中小企業で生かしていく姿勢で臨む姿勢が重要です。
3.年収ダウンを恐れている
もちろん生活のうえで年収は大切なポイントですが、初任給や初年度年収へのこだわりが強いため採用に至らないこともあります。40代では、転職・再就職時に年収が下がることもありますが、入社後活躍する人材になれば、昇給、昇格のチャンスは十分あります。
これまでの年収は、前職で築き上げてきた実績です。転職・再就職先企業では何も実績がないことを考えれば、一時的な年収ダウンも想定する必要があります。
4.企業が求める人材像を見極めきれていない
管理業務ではなく、実務担当者として勤務したいということで転職を考える方がいますが、20代、30代の求職者と同等の職務能力であれば、企業は現状の給与や年収の低い方=若年層を採用します。
40代であれば、若い世代にはない職務能力や実績を具体的にアピールする必要があります。また、マネジメント能力を問われることも多くなります。その場合は、たとえ役職経験がなくてもリーダーシップや後輩指導・育成力、チームやプロジェクトのマネジメント力があることをアピールしましょう。
5.「会社になじめる人物か」も重要なポイント
40代の転職では、職務能力だけでなく、良好な人間関係を築けるかという組織適応力もチェックされます。面接で「これまでに人間関係で困ったことは?」など適応力を見極める質問を受けることがありますが、良好な人間関係を築いてきたと回答するだけでなく、回答時の表情にも注意して明るく対応してください。
優秀な人材でも表情が暗い応募者であれば、面接官は「ほかの社員とうまくやれないのでは」と採用を躊躇します。40代の転職・再就職では、上司が自分より若いケースもありますので、応募企業になじめる人材であることが求められます。
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