■転職市場の今後(総合電機・半導体・電子部品)その1
今回より転職市場を業界別にわけて今後の予測などをご紹介して参ります。
■総合電機・半導体・電子部品の転職市場の今後について
【総合電機・半導体・電子部品】業界・企業側の動き
半導体分野では求人数が増加しています。背景には、政府が国家戦略技術分野として位置付け、補助金の支給に動いていること、海外企業と合弁会社を設立して事業拡大を図っていることなどが挙げられます。社会全体で取り組みが進むDX、カーボンニュートラルの実現にあたっては、半導体は欠かせない状況です。2022年も高水準の需要が続き、採用も活発に推移すると予測されます。
職種としては、プロセスエンジニア・設備エンジニア・フィールドエンジニアなどの業界未経験の第二新卒も採用対象となっています。製造・開発ではミドル・シニア層の採用も多くなっています。ただ、採用を抑えた時期があることから30代~40代の層が薄く、いびつな状態となった組織構成の是正も課題となっている企業もあります。
総合電機においては、経済産業省などへの渉外を担うポジションの求人が増えています。また、経営戦略を描き直すため、経営企画・マーケティングなどの採用に動いており、コンサルティングファーム出身者などを求めています。加えて、新たな規格への対応も迫られています。IoT領域では、情報セキュリティだけでなく製品そのもののセキュリティ対策も必要となっています。ハードの知識も備えたソフトエンジニアなどのニーズが高まっています。
次回は同業界の求職者側の動きについてお話出来ればと思います。
『九州で働きたい方転職ブログ』 是非、ご参加下さい
↓
https://hatenablog.com/g/26006613592470233
↓ ブログ村ランキングに参加しています。