コロナの影響による転職市場動向 続き
◆コロナウィルスによる転職市場の動向
株式会社Worklifeupの中嶋です。
今回は前回に続き、コロナウィルスによる転職市場への影響を、
民間のデータをもとに紐解いていきます。
大手転職サイト公表のデータでは、2020年4月の求人倍率は前月比+0.04ptの2.58倍となり、求人数、転職希望者数ともに1割ほど減少したが、転職希望者数の減少幅のほうが大きかったため、求人倍率は上昇する結果となったとのことです。
つまり、求人、求職者ともに数は減ったが、求人倍率は上昇したということです。
前回の記事で記載した、厚生労働省の有効求人倍率の数値とは違いが出ています。
どちらがより転職市場を表しているのか一概には言えませんが、
有料職業紹介での転職が一般的になっている中で、民間の数値の方がより現実性があるのではと感じるところです。
また、公表されている記事を読んでいくと下記記載があり、
この状況下でも求人が増加ししている業種や職種として、IT系があげられます。
- 外出自粛で需要が高まる「ゲーム(オンライン・ソーシャル)」やIT環境の整備を支える「ITアウトソーシング」で求人数が増加
- 「スマホアプリ・ネイティブアプリ系エンジニア」や「セキュリティエンジニア」では3月よりも求人数が増加
コロナウィルスが終息に向かう中でも、今後の生活様式は大きな転換期を迎え、
求人状況にも業界や職種で明暗が分かれそうです。
その上で、転職の際には、今後の業界や職種の動向を把握し、
慎重な決断と的確なサポートが必要でしょう。
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