【職種紹介パート5】インフラエンジニア
今回は、インフラエンジニアについてご紹介します。
インフラエンジニアは通信の基盤を作っています
インフラとは?
Iインフラとは「インフラ」とは「インストラクチャー」の略で、「土台」や「下部構造」という意味を指します。これはITに限った単語ではなく、日常で使われている「電気」「ガス」「水道」といった、人が生活をする上で欠かせない要素がインフラと呼ばれます。
これをITに置き換えてみると、以下を指すことになります。
- 情報の受け渡しや情報の加工・保管を行う”サーバー”
- ユーザーとサーバーが情報のやり取りを行うための道である”ネットワーク”
サービスの規模、予想される通信の量などを考え、適切な基盤を作り出すのがインフラエンジニアの仕事となります。
サーバーエンジニアとネットワークエンジニア
インフラエンジニアの仕事は、サーバーとネットワークの2つに大きく分かれています。
両方扱えるインフラエンジニアももちろん存在しますが、それぞれの分野に特化したエンジニアを”サーバーエンジニア” ”ネットワークエンジニア”と呼び分けることが多いです。
【サーバーエンジニアの仕事内容】
サーバーエンジニアは、サーバーの運用業務全般を担当します。クライアントの目的に応じてサーバーを選定し、システム運用に適したOSやソフトウェアのインストールなども行います。近年ではクラウドサービスの発展により、自社で物理サーバーを持つ必要がなくなってきました。
そのため、サーバーエンジニアとして生き残るためには、クラウドに関する知識やスキルも必須事項になりつつあります。物理サーバー構築や運用スキルはもちろんですが、クラウドを学び仮想環境でサーバー構築できるスキルの習得も大切です。
【ネットワークエンジニアの仕事内容】
ルーターやスイッチなどの機器を接続し、データの送受信を適切に行えるよう基盤を構築していく業務を担当しています。単純にインターネットに繋ぐだけではなく、どのような通り道を構築すれば最も効率よく、最も事故を少なく出来るかを考え、システム運用に最適なネットワークを構築するためにケーブルや外部機器などの設定もネットワークエンジニアが行います。
各機器の種類や数、どんな回線を使用してネットワークを構築するかなどを設計し、クライアントの要望に見合った基盤構築をするのが特徴です。
インフラエンジニアの仕事は3段階
インフラエンジニアの仕事内容は設計・構築・運用の3段階に分かれています。
- 設計
サービスを運営するため、どの程度の規模のインフラをどれくらいの予算で作り上げる必要があるのかを考える段階です。想定されるユーザー数や通信量などを踏まえ、サーバーのランクやネットワークの経路を設計していきます。サービスが動くことはもちろん、起こりうる様々なトラブルを想定し、もしトラブルが起こった際にどのような対処が出来るようにしておくのかといった準備もしておきます。 - 構築
設計されたインフラを実際に作り上げていく段階です。サーバーをクラウド上に用意するか物理的に用意するかで業務内容は大きく変わってくるのですが、ここでは物理的にサーバーを用意する場合の仕事内容を説明します。
物理サーバーは非常に大きな箱です。これを組み立てるところから、様々な機能のインストール、そしてサーバーをネットワークに繋ぐための配線を行っていきます。 - 運用
インフラは、構築したら終わりではありません。構築したインフラが正常に動いているかは常に確認しておく必要があります。また、サーバーが許容できるアクセス量を大幅に超えてしまうことによってサーバーがダウンしてしまったり、ネットワークに問題が起こって通信が遮断されてしまうというトラブルはいつでも起こりえます。こういったトラブルが発生した場合に、速やかに原因を特定して解消するのが運用の段階です。
以上、簡単ではございますがインフラエンジニアのご紹介でした。
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