初めて転職する方へ、新卒採用との違い(パート4)
新卒採用と中途採用の違いについて(パート4)
■応募書類の種類や内容の違い
新卒で就職活動をしている時は、多様な書類を提出したかと思います。一方、中途採用の転職活動では応募・提出書類は非常にシンプルです。しかし、内容は新卒採用の際とは大きく異なり、慎重に記載する必要があります。
新卒採用:多様な書類を提出し、どんな仕事がしたいのかを記載する。
応募・提出書類は企業や職種によって多様です。エントリーシート、履歴書、成績証明書、卒業見込み証明書は一般的にどの企業にも共通していますが、企業によっては、小論文や作例を提出したりしたかもしれません。ただし、重点的に記載したのは、人柄や、部活動などの取り組みによる姿勢、その企業で「どんな仕事をしたいか」だったはずです。
企業側は、「学生が入社後にどのくらい期待でき、活躍できそうか」というポテンシャルな観点で評価をしているからです。
転職活動:職務経歴書でどんな仕事ができ成果を出せるのか記載する。
中途採用で必要な応募書類は、「履歴書」「職務経歴書」の2種類です。特に重要なのは職務経歴書です。
職務経歴書は、これまでの経歴と実績やスキルを記載して、自分に「どんな仕事ができ、成果を出せるのか」をアピールする書類です。
中途採用で企業が求めているのは即戦力として活躍してくれる人材です。そのため、職務経歴書で「何ができるか」を明確に示し、採用担当者に、自社で活躍している姿をイメージさせることが、重要となってきます。
ここでよく勘違いされるのか、例えば営業職経験者で、職務経歴書に記載するさいに、これまでの会社での営業成績のみ記載する方がいます。
例えば)
年間目標1,000万円に対し、実績2,000万円。達成率200%。営業成績トップ
しかし、その成績が出せたのは、本人の努力にもよりますが、その会社の看板があったことを忘れてはいけません。業界が違う営業職に転職した場合、同じように成果が出せるとは限らないからです。
よって、成果・実績を記載することは大事ですが、その成果を出せたプロセス。正確には成果を出すために取り組んだこと、まで記載する必要があります。プロセスは業界が違えど大きくは変わらないからです。また、プロセスを示すことで、自社でも仮説検証し、取り組んでくれると期待されます。
以上、職務経歴書を記載する際は、成果、プロセスの両面を意識して記載しましょう。
また、体裁を綺麗に整えることで、Word、Excel等のパソコンスキルも高いと判断されます。
当社では、転職者の職種にあった職務経歴書の記載方法や、アドバイス、添削を行っております。職務経歴書の記載方法が分からないなど、お気軽にご相談ください。
『九州で働きたい方転職ブログ』 是非、ご参加下さい
↓
https://hatenablog.com/g/26006613592470233
↓ ブログ村ランキングに参加しています。